人によっては、「マンガでわかる7つの習慣」から入ることをおすすめします。(後述)
たとえば私の場合。
20代前半、入社したて当時、先輩からおすすめされて買いにいったのですが
ハードカバーの本を見て、思ったこと。
表紙がパワー系すぎる!
こんなん、ブックカバーをつけないときつい
という心の声を、そのまま先輩にぶつけてやめました。
というのは、半分冗談で。
ブックオフでちょっと立ち読みしたんですが、
当時は洋書独特の言葉の言い回しが苦手で、あまり入ってこなかった。
かといって、ネイティブ言語で読めるわけでもなく。
たとえば、こんな感じの言葉が続くと、入ってこない・・・。
Wikipediaより抜粋
7つの習慣の概要。私的成功とは、依存状態から自立することであり、第1,第2,第3の習慣が含まれる。自らが効果をつくりだす、ということ。公的成功とは、自立した人間が相互に依存することであり、第4,第5,第6の習慣が含まれる。2人以上の人間が協力し、一人でつくりだす効果よりも、より高い効果をつくりだす、ということ。再新再生には第7の習慣が含まれる。より高い効果をつくりだせるように自分を改善する、ということ。
https://ja.wikipedia.org/wiki/7%E3%81%A4%E3%81%AE%E7%BF%92%E6%85%A3
でも大丈夫!
マンガがあるんです!
現代日本風で、ビジネスシーンに寄せて7つの習慣を解説してます。
図解もあり、スッとはいりました。1日で読めました!
これを読むと、原作本(…の日本語訳)もしっかり読みたくなります。
マンガでイメージが出来てますので、スムーズに読めるようになりますし、
マンガでは言及できなかった部分は新しい発見になります。
さて、前置きが長くなりましたが、
7つの習慣に沿って、ヒットしたポイントと感想を書いてみます。
習慣を変えることで人格が磨かれて生き方が変化する。成功に導く。
第一の習慣・主体的である
「自分がコントロールできない」ことでなく、「自分がコントロールできる、影響を及ぼすことができる」事柄に集中する。
前者は、関心の輪(外)
後者は、影響の輪(内)
その課題は、自分の影響範囲の内か?外か?
まずは、自分ができることに集中してやる。
いつのまにか成長し、自分の影響範囲を広げることができる。
思えば、自分がコントロールできない部分、影響を及ぼすことが出来ない部分で悩んでいることが多かったと衝撃を受けました。 自分がコントロールできない部分にフォーカスしすぎると、人生が不幸になります。愚痴が多い人は、このタイプです。
影響範囲の外にあることはもちろん大事ですが、まずは切り分けて考え、できることから実践して、影響範囲をじわじわ広げることが大事かな!
第二の習慣・終わりを思い描くことから始める
万物にはまず人の頭の中で知的にものが作られ、
それから実際に物的にそのものが作られる。
すべてのものは2度作られる。
たとえば家をたてるとき。
完成後をイメージした設計図をつくる(知的創造)
実際に工事がおこなわれる(物的創造)
人生もおなじ。
人生の方向性をイメージし(知的創造)
毎日をいきる(物的創造)
第二の習慣は、知的創造のことをいう。
ミッション・ステートメント
常に「おわり」を意識した生活をおくるためには、個人の「ミッション・ステートメント」をもつといい。
ミッション=使命。ステートメント=宣言。
自分の人生で何が大切か。どうありたいかを宣言する。
自分自身の最後を思い受けべながら「ミッション・ステートメント」を作ることを推奨している。
おわりの姿、人生の方向性、仕事の目的。
この「知的創造」がきちっと固まると、 自分のものさし、信条と呼べるものができ、判断誤りや迷いが減ります。 仕事も、目の前のタスクに振り回されにくくなります。原則に立ち返れるから。
第三の習慣・最優先事項を優先する
物事を重要度(高・低)と緊急度(高・低)で分類した4領域で整理する。
緊急度は、「すぐに対応をせまられるかどうか」
重要度は、「人生の目的や価値観にとって重要かどうか」
1.緊急で重要なこと (減らす!コレばかりだと疲労する) | 2.緊急でないが重要なこと (増やす!成長のカギあり) |
3.緊急だが重要でないこと (見極めて減らす!) | 4.緊急でも重要でもないこと (ここに逃げたくなる。減らす!) |
4領域の中で、「緊急でないが重要なこと」をいかに行うかが最も重要。
ここに、あなたの成長に役立つ活動が入ってくる。
<例>・仕事や勉強の準備、計画
・健康維持、自己啓発
そのためには?
「重要でないこと」を減らすことが大事!
「緊急だが重要でないこと」の見極めが難しいが、そんなときは
ミッションステートメントを思い返す。迷いなく誠実にノーと言える。
この考えを知るまでは、緊急なことに集中してたと思います。
「緊急でないが重要なこと」をするには勇気が必要です。人によっては受けいれてもらえないこともありますが、誠実に説明して進めることが大事かなと思います。たとえば、その取組みが「緊急かつ重要なこと」を永続的に減らせるとなると理解が得られやすいです。
第四の習慣・Win-Winを考える
Win-Winを成立させるために必要なもの
・自分のWinを求めて、相手に誠実に気持ちを伝える勇気
・相手にWinを与える思いやり。
Win-Winが難しい場合は、お互いのために「合意をしないという合意」をすることも必要。降りる。
Win-Winが難しい場合は、No Dealを選んでます。Lose-Winが美徳とされることもありますが、ちょっとこの辺りは、どうあるべきか未だ理解できてないです。ちなみに、SNS上であらがってる姿を見ると、Lose-Loseになってるなと感じます。
第五の習慣・まず理解に徹し、そして理解される
まず相手を理解するように努め、その後で、自分を理解してもらうようにする。
人間関係においてもっとも重要なこと。
これは「7つの習慣」の中で「すぐに実生活で応用できるもの」
ひとは、自分の過去の経験を相手の話に重ねがちである。
そのため、人の話を聞きながら、同意したり反対したり、自分の視点から質問したり、助言したりしがち。そうすると相手は理解されたと感じられない。
特に、親子のコミュニケーションで陥りがち。
話の聞き方のレベルで、最高レベルのスキルは、「共感による傾聴」である。これは、相手を理解しようと聴くことであり、相手の身になって聴くことである。
子育ての基本も、こどもを理解するようにきくことです。
ただ、話をきくだけでこどもは静まります。
大人も同じ。あの上司も、あのお客様も同じです(笑
第六の習慣・シナジーを創り出す
意見の相違があるとき、どうするか?
妥協案は、お互いに消極的になることで推奨できない。
シナジー(相乗効果)を創り出すとは、お互いの意見を尊重し、高めあっていく中で1+1=3以上の効果を発揮すること。企業コラボなど。
結果をいそぐと、妥協案に陥ります。
相違点を理解し、信頼と協力を高めることでシナジー効果を出せます。根気が必要!
第七の習慣・刃を研ぐ
4つの側面でバランスよく刃を研ぐ時間を取る習慣
- 肉体
- 精神
- 知性
- 社会・情緒
自分自身の価値をより高めることができる。
7つの習慣 まとめ
考え方、捉え方を変えるだけで、人生が幸せに感じ、振り返ると好転していきます。
改善の習慣ができると、余裕ができるので、新しいことにもチャレンジできるようになります。人間関係も広がり、徐々に自分の「影響の輪」が広がります。
定期的に「7つの習慣」を見返し、自分の考える原則、資産を棚卸してみましょう!