台湾の天才デジタル担当大臣 オードリー・タンさんは、小学校2年生のときに、いじめにあい、その構造を理解するために、ピアジェやモンテッソーリなどの児童心理学を読み、結論を出しました。 「いじめをする人は、相手に自信が無いから」
自信がない相手に対して自分が出来る事はないと考え、転校したとのこと。
出典:「世界一受けたい授業(日テレ)」、「クイズ 天才の答えが答え(NHK)」
それでは、詳しく解説します。
オードリー・タンさんとは
オードリー・タンさんは、 新型コロナウイルスの封じ込めに成功した台湾の中心人物として世界的に注目されましたね。
いじめをする人=自信が無いから
いじめにあい、その構造を理解するために、ピアジェやモンテッソーリなどの児童心理学を読むって。小学2年生の発想ではないですよね。オードリータンさんが、天才たるゆえん。
いじめの理由は、成績がトップだったからという理由でねたまれたことによります。
結論:「いじめをする人は、相手に自信がないから」
こどもでこの結論に到達できる人はどれだけいるんでしょう。
親がフォローしてあげるところかなと思います。
いじめをする人への対抗策
ではいじめをする人への対抗策とは、どうしたらよいでしょう。
いじめをする自信が無い相手に対して、自分ができることはないから転校(オードリー・タンさん)
思い切った結論ですね!
転校というと、最終手段や逃げのイメージですが、論理に基づいた選択肢なんですね。
親は、備えておくべきかなと思います。
親ができること(持論)
ちなみに、うちの子は、いじめとまではいかなくても、心無いことを何度も言われた経験があると、ちょうどこのTV(世界一受けたい授業)を見てるときに、泣きながら言ってきました。
こどもから、相手に何度か伝えても改善しなかったとのこと。
今後どうしようか相談して、こども本人に決めてもらいました。
まずは、「学校への連絡ノートに書いて欲しい」との結論になり、事実だけを先生に伝えました
(指導してください!などキツイことは書きません)
まだ不安がってましたので、「これで解決しなければ、最終手段として転校しよう」と話しました。(どこに住みたいか、他のともだちと離れてしまうこと、転校先でも同じような人はいるとも話しました)
転校、引越し。かなり面倒です。お金もかかります。
最終手段として持っていることを伝えるだけでも安心につながります。
親として覚悟を決め、いざというときのために、引越し費用は貯めておくとよいでしょう。
今回の場合は、結果として、先生がうまくおさめてくれて、相手も謝って心を変えたようで、
今では放課後に遊ぶ仲良しさんになってます。
- こどもの話を聞き、こども自身に結論を出してもらう
- 連絡ノートで事実を伝える(こどもの許可をもらった上で)
- ダメなら転校
いじめをする人とは?【相手に自信が無い】オードリー・タンさんの結論と対策 まとめ
オードリー・タンさんは、様々な文献から「いじめをする自信が無い相手に対して、自分ができることはないから転校」という対策を取りました。
親としては、学校の担任を味方につけて何とかしてあげたいところですが、人間関係は難しいもの。いざとなったら転校して環境を変えてあげることも選択肢として出して、子どもの心を軽くしてあげたいところです。
ちなみにうちの子(小学生男女)は、「学校では教えてくれない大切なこと」シリーズ本が大好きで、読みふけってます。なかでも、「自信の育て方」がお気に入り。こどもにとって、大切なテーマだったんだなと実感しました。
大人の私が読んでもおもしろいし、気づきがあり、勉強になります。