埼玉県三芳町の広報デザインで有名な、佐久間智之さんの著書「公務員の動画作成術」をレビューします。この本は、スマホとパワポだけで動画を作成できる術を解説しています。
特別なセンスは不要で、予算なしでもできます。 簡単な知識と技術を組み合わせれば、魅せられるYoutube動画はできます!
センスなしの自治体職員が、コロナ禍でのPR動画や住民説明にYoutube動画作成を依頼されている。予算も無いし、無理があるんじゃないかな…。と思う方は必見です。
主に自治体職員向けの動画作成の入門書。この本で良いなと思うのは次の3点
Amazonレビューより引用
(1)ICTに疎い公務員でもやれる
とにかく、ICTに疎いというか、新しいものに対して覚えよう、勉強しようっていう意欲のある人が少ないように感じる職場の職員にも「パワポでも、スマホでも」「こんなに簡単に」と言える作りになっていて素敵
(2)事例が公務員向け
自治体職員が関わる「動画」の範囲と難易度も含めて、「これはこうやれる」「これは外注すべき」といったきちんと作業効率や効果も含めて、受け取る市民目線で説明しているのが素敵。
(3)テクニックたっぷりで簡単
撮影、編集テクニック、配信した動画の分析など簡単でかつ効果的なテクニックがたっぷり。下手な動画セミナーよりもよっぽど効果的で素敵
本書の「はじめに」で書かれているように、「動画編集は広報担当の仕事」から「どの部署でも動画を作り、配信する時代が来た」と私もそう思います。
そんなこれからの公務員、自治体職員にぜひ読んで欲しい1冊です。
ちなみに佐久間さんは、デザイン関係の出身校では無いようですので、デザインセンス等は、誰でも習得できる希望はあります!
公務員のあなたがYoutube動画作りをするメリット
時代は、文字を読ませる → Youtube動画で解説する 流れ。
広報部門だけでなく、どの部門でも動画作成は必須スキルになります。
また、公務員である以上、住民説明のスキルを磨かねばうまく生き残れません。
Youtube動画作成スキルを学ぶことで、端的に説明するスキルも自然とつきます。
家族アルバム、結婚式のお祝いムービーなど、プライベートでも活躍できます。
自治体がYoutube動画作りをするメリット
自治体のサイトは文字や表だらけで、住民には分かりづらいです。
だから、窓口はいつも説明のために混んでるし、職員はいつも同じ話をしなければなりません。
動画や画像は、一目で情報が伝わるメリットがあります。
最近のGoogle検索では、記事よりも画像や動画が先に表示されます
センスや予算無しでもできるの?
まずは、型(フォーマット)を使うことで、失敗なくつくれます。
大規模自治体や先進自治体が作った「構図」や「型」を真似れば、大体イイ感じのものができます。
また、動画やデザインセンスとよばれるものは、小さなスキルの組合せです。
Youtube企画から撮影、編集、公開までの全体の流れ
戦略が大事と言いますが、まずはしっかりと企画を練ることが大切になってきます。
※撮影や編集以上に、スキルが必要なところでもあると思います。
「公務員の動画作製術」は、こういった部分も含めて、丁寧に解説してくれている書籍です。
ちなみに、著者のYouTube動画のサムネは、パワポで作ってるとのこと!
そのテクニックも惜しみなく本書で公開しております。
公務員によるYoutube動画の作成術 まとめ
時代は、文字でなく動画で説明する流れ。 いつかでなく、今 、公務員もこの流れに乗っていくようになります。
公務員は無い無い尽くしの中でもやるしか無いのです。(残念ながら皆そう。)
佐久間智之さん著作の「公務員の動画作成術」を読めば、意外とハードルは低いってことが分かると思います。 ちょっとした知識を加えるだけで魅せられるYoutube動画ができることを知ってみましょう。