例えば、
- 短期の入院や通院で、生活が破綻するのでしょうか?
- 独身者が死亡したとき、誰かの生活が破綻するのでしょうか?
このように、基本に則っていない保険契約は、即刻見直しましょう。
死亡保険(生命保険) の見直しポイント
独身者 | いりません。万が一のとき、誰かの生活が破綻するでしょうか? 親をボーナスステージにあげたい気持ち?すごく使いにくいですよ ※母子家庭等、 身内が生活困窮して生活支援してる場合は要検討 |
結婚子なし | 加入は微妙です。万が一のときは、相方が再婚する手もあります 子作り中なら加入検討しましょう |
結婚子あり | 遺族年金等で賄えない金額を補填しましょう。 子連れ再婚はキツイです |
医療保険の見直しポイント
社会保険証、共済保険証の付加給付(附加給付)
会社員の社会保険、公務員の共済組合員保険は、高額な医療費を支払ったときの
自己負担限度額が決まっています。法定給付の他に、保険組合独自の附加給付があるのです。
会社員 公務員 | < 社会保険、共済組合保険あり > ・保障金額は、高額療養費は、附加給付額を加味した 自己負担額で賄えない分を補填しましょう ・独身x健康体なら、保険加入自体を見直しましょう |
主に自営業 | <国民健康保険(社会保険証なし)> ・法定給付額を加味した自己負担額で賄えない分を補填しましょう |
詳しくは、所属する保険組合に確認が必要ですが、月の自己負担額は、3万円前後が相場です。
極端な話、会社員や公務員は、保険証の自己負担額x〇ヶ月分の貯えがあれば、
医療保険加入の必要可否は、要検討です。(特に、独身の健康体)
※万が一、持病が見つかった場合は、加入できなくなるリスクはあります
※付加給付(附加給付)の詳細は、この記事をご覧ください
長期入院リスク、同じ病気の補償上限は十分か
短期入院/通院 | この場合に生活は破綻するのでしょうか? |
長期入院 | 発生確率は低いですが、生活破綻リスクは高いです |
いま人気の短期入院保障を備えた保険商品は、次の可能性が高いです。
- 長期入院日数の上限が十分でない
- 同じ病気の保障回数上限が十分でない
保障範囲、内容は、保険掛金に応じているからです。
短期保障は捨てて、長期入院リスクに備えることをおすすめします。
一家の主が、意識不明の重体になったとき、保障が上限に達してしまい
残された家族が生活困窮する、こどもが夢を諦めてしまう。つらいですよね。
保険商品の選び方
保険会社はプロです。利益率の高い商品に誘導されがちです。
保険商品説明から入る担当者は、敬遠すべきです。
生活状況をヒアリングし、ライフプランから保険を説明する担当者を選びましょう。
ソニー生命の担当者は、丁寧にヒアリングの上、ライフプラン、ライフイベントに沿った保障を紹介してくれました。一見、保険料は高いように思えますが、話を聞くだけでもおすすめです。
私は保険商品を十数社から比較しました。
個人的には、保険会社勤務の微妙な親族や友人から契約した保険は、ビジネスライクにできない辛さがあるので、やばいと思ってます。一緒に会社経営できるほどかなって観点で考えるとよいかもです。友人同士で設立した会社ってヤバい末路をよく聞きますね、簡単に切れないからです。
全国共済、県民共済、公務員共済の利点/欠点
利点と欠点を加味して検討しましょう。
利点 | ・保険料が安い ・幅広い補償、加入者が多い |
欠点 | ・保険料が年齢とともに高くなる ・加入年齢の上限がある |
現在(2020年)は、高齢者は2割負担になるため、加入年齢上限は大きな弊害にはなりませんが、未来の社会保障がどうなるか分からないので、微妙ではあります。
まとめ
死亡保険(生命保険)
・死亡した時、残された者の生活が本当に破綻するかを考えましょう
・ライフステージ、ライフイベントに沿って、必要な保障を確認しましょう
医療保険
・どれだけ入院したら家族の生活が破綻するか、考えましょう
・契約した保険の入院補償日数、同じ病気の適用回数上限を確認しましょう
・社会保険、共済組合保険の附加給付を確認しましょう
保険の選び方
・相見積もりをしましょう。
・ソニー生命は、話を聞くと本当に必要な補償について教えてくれます