副業が会社にバレないか心配です
バレるケースは、身内の密告が多いです。
注意するポイントを伝えますが、会社に許可をとるのが一番です。
こんにちは、元税務職員のちゃーこです!
先日、私が運営するLineオープンチャットでこのような問合せがありました。
質問: 副業のために開業届を出す、職場にバレますか?
回答: 開業届の提出を職場に通知することは無いが、別の理由でバレることはある。
バレる人の特徴(個人的見解)
1.おしゃべりさんは、密告されてバレる 2.税金を払わない人は、財産調査される中でバレる 3.副業が所得20万円を超えたが、住民税天引きのため、会社の経理にバレる などです。
参考までにご紹介します。なお、個人的見解を含みます。
Q.副業のために開業届を出す、職場にばれるか?
A.開業届の提出を勤務先に通知することは無い。バレるなら他の理由
開業届が出されたことを会社に通知することはありません。個人情報は保護されます。
バレないための基本対策2つ
次の対策が基本です。
給与天引をやめる(市県民税の特別徴収→普通徴収)
・会社が給与天引きをしている ・副業でそこそこの稼ぎがあった場合
この場合、会社の経理担当者と、役所の税額計算結果が違うので、バレます。
自分で確定申告して、税金を納める。
確定申告B書式で、源泉徴収票と事業売上を申告します。
住民税を「普通徴収」に切り替えましょう
税金を払わないとバレる理由
会社に財産調査され、芋づる式にバレます。
本業の給与と、副業の売掛金があるとします。
たとえば、副業が転売で、売掛金がAmazonから入金される場合
税務署や役所は、本業の給与を差押えるため、会社に財産調査します。
→給与振込口座を調査されて、売掛金の存在がばれます。
→副業のAmazonの売掛金を差押えるため、Amazonに調査します。
給与と売掛金の両方を差し押さえて、取立ては、会社に依頼します。
給与差押額が、想定以上に大きいと経理の方は気づき、芋づる式にバレます。
副業が手渡しなら、バレにくいけどね
そうですね。ただし、副業先の事業所が不正していた場合、取引関係を税務調査されて芋づるで見つかることもあります。
一番の対策は、誰にも言わないこと
友人、同僚、お客様などが会社に密告してバレるケースが多いです。
匂わせる言動は控えるのが一番!おしゃべりは身を滅ぼします。
副業が会社にバレるひとの特徴 まとめ
バレる人の特徴は、
1.おしゃべりさんは、密告されてバレる 2.税金を払わない人は、財産調査される中でバレる 3.副業が所得20万円を超えたが、住民税天引きのため、会社の経理にバレる などです。
ちなみに、副業の年間所得が20万円未満なら、申告不要制度を使えばよいです。(売上から経費を除いた、所得ですよ)
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