フリーランスです。
確定申告って答え合わせができないから困る。
税務署も不親切だし・・・。
確定申告は年に1回だし、知識を忘れた頃にやってきますよね。
元税務職員の私が、フリーランスが忘れがちなポイントを解説します。
元税務職員のちゃーこです!
確定申告は、難しいポイントが多いし、案内文は不親切なので、どこを注意したらよいか分からないですよね。せっかくフリーランスになって節税対策が大いに活用できるのに、活かしきれないのはもったいないです!
控除の見直しポイント(忘れがち)
扶養親族を増やす
会社員と同様、個人事業主でも「扶養控除」は大きな控除ポイントです!
納付した国民健康保険は、社会保険料控除に追加
1年間払った国民健康保険税(料)は、社会保険料控除申請できます。
納付額は、所属自治体に確認しましょう。
財産差押になった場合も、配当計算書が領収書代わりになる
忘れがちなのが、財産差押えになり、国民健康保険に充当された場合の控除申請です。領収書が無く、「配当計算書」が領収書代わりになります。
白色申告なら、青色申告に変える
白色申告は、控除額10万円ですが、
青色申告は、控除額65万円です。
青色申告の場合、帳簿をつけることが条件になりますが、例えば、仕訳帳を添付して提出することは求められていません。白色申告にするメリットは皆無です!青色申告申請しましょう。
10万円を超える医療費
10万円を超える医療費は、医療費控除申請できます。
ポイントは、病院までの交通費(公共料金)が対象になることです。
ガソリン代や駐車場代は対象外です。
タクシーを使った場合は領収書を保管
電車・バスを使った場合は領収書は無くても構いません。
病院領収書、タクシー領収書と、次の計算金額を合わせて申告しましょう。
診察機関 x 診察にかかった回数 x 往復運賃(電車・バス等)
その他
忘れる方は少ないのですが、支払った生命保険料についても控除申請しましょう
経費にできる支出の一覧
仕事に伴う移動にかかる電車賃やバス代、宣伝にかかった費用、取引先との食事代、文具代など、事業を行うためにかかった費用は、すべて経費として計上できます。
自宅を事務所として使用している場合、家賃、光熱費、固定電話代、携帯電話代、インターネット料金なども、仕事に使用した分については「家事按分」をして、経費にすることができます。
減価償却できるポイント
開業費や自動車は減価償却できます
自動車購入費
事業用/家庭用 で割合を決めて減価償却できます。中古/新車で償却年数が違います
開業費
開業にかかった費用は、任意の年数、任意の金額で減価償却できます。
売上げが多い年に計上するようにしましょう。
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