AWS(AmazonWebService)を使い、1年間ほぼ無料でブログ構築してみました。月額100円もしませんでした。(ジュース代以下)
構築の流れは、次のとおりです。
- EC2(サーバー)起動
- 固定IP(静的IP)設定
- ロードバランサー起動
- ロードバランサーのターゲットグループ設定(EC2サーバーに紐づけ)
- ドメイン設定
- Route53にロードバランサー設定(ドメインに紐づけ)
万が一、障害を起こした時、かんたんに1分程でリカバリーできるのが強みです!サーバーのマシンイメージをコピーして再起動できます。また、アクセス急増したときは、2台構成できるなど、スケーラブルなのもよかったです。ロードバランサーにEC2を紐づけます。
1年間無料で使いたい、AWSを学びたい方にはお勧めですが、安くかんたんに作りたいなら、AWS Lightsailをおすすめします!
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EC2起動(クラウドサーバー)
AWSはクラウドサーバーを「EC2」と呼びます。複数起動することができ、インスタンスIDで管理します。
EC2インスタンスを起動後、インスタンスID上で右クリックすると、様々なアクションを選べます。
サーバーインスタンスを一時的に停止したり、再起動したり。
「イメージを作成」により、サーバー構成や記事などを丸ごとコピーできます。
作成したイメージから同様のものを起動すると、サーバーを複製できます。
イメージ作成したものは、AMI(AmazonMachineImage)として、ID管理できます。いわゆるバックアップのような使い方ができます。
固定(静的)IPの設定し、EC2紐づけ
前述のEC2は、簡単に停止、再起動ができますが、その度にIPアドレスが変わってしまいます。
そのため、固定IPを作成し、EC2に紐づける運用をします。
作成後は、必ずEC2に紐づけて、単独で放置しないように気を付けましょう。
料金は1日放置しても数十円ですが、月単位だとちょっと痛いです。
ロードバランサー起動(ユーザーアクセスを司る)
ロードバランサーを設定します。SSL設定に必須です。
ロードバランサータイプは、ALBを選びます。
マッピングは、すべてにチェックします。利用可能なゾーン
ロードバランサーのターゲットグループを設定して、起動します(後述)
ロードバランサーのターゲットグループ設定し、EC2紐づけ
ロードバランサーのターゲットグループを設定します。ロードバランサーとEC2インスタンスを紐づけます。
Route53にロードバランサー設定(ドメインに紐づけ)
ドメインにAWSインスタンスを紐づけるのは、Route53というサービスのホストゾーンを利用します。
ドメイン名をクリックします。
レコード名が目的のドメイン名、タイプAであることを確認後、レコードを編集します。
値に、固定IPを設定するとドメイン設定完了できますが、今回はSSL通信を使うため、エイリアスを使います。
レコードタイプに「IPv4」を選び、エイリアスをONにします。
ALBを選び、リビジョン(今回の場合は東京)を選び、そして、先ほど設定したロードバランサーを選択します。
AWSで1年間無料でWordPress まとめ
以上により、ドメイン→ロードバランサー→EC2サーバーインスタンスが紐づき、ユーザーからアクセスができるようになります。
1年間は、ほぼ無料で使えますし、結構お勉強になります。
1年後は料金が40ドルほどになりますので、ご注意ください(涙