WordPressブログを1年無料でAWS(Amazonクラウドサーバー)利用する方法

WordPressをAWSで無料利用する方法ブログ
WordPressをAWSで無料利用する方法
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AWS(AmazonWebService)を使い、1年間ほぼ無料でブログ構築してみました。月額100円もしませんでした。(ジュース代以下)

構築の流れは、次のとおりです。

  1. EC2(サーバー)起動
  2. 固定IP(静的IP)設定
  3. ロードバランサー起動
  4. ロードバランサーのターゲットグループ設定(EC2サーバーに紐づけ)
  5. ドメイン設定
  6. Route53にロードバランサー設定(ドメインに紐づけ)

万が一、障害を起こした時、かんたんに1分程でリカバリーできるのが強みです!サーバーのマシンイメージをコピーして再起動できます。また、アクセス急増したときは、2台構成できるなど、スケーラブルなのもよかったです。ロードバランサーにEC2を紐づけます。

1年間無料で使いたい、AWSを学びたい方にはお勧めですが、安くかんたんに作りたいなら、AWS Lightsailをおすすめします!

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EC2起動(クラウドサーバー)

AWSはクラウドサーバーを「EC2」と呼びます。複数起動することができ、インスタンスIDで管理します。

リビジョン(サーバの場所)は、ターゲットユーザーが日本在住者なら「東京」を選ぶことをお勧めします。遠方の場合、(バージニア州など)アクセス時間が大幅に増加します。

EC2インスタンスを起動後、インスタンスID上で右クリックすると、様々なアクションを選べます。
サーバーインスタンスを一時的に停止したり、再起動したり。

インスタンスを終了」は触ってはいけません!サーバーを削除します。

「イメージを作成」により、サーバー構成や記事などを丸ごとコピーできます。
作成したイメージから同様のものを起動すると、サーバーを複製できます。

イメージ作成したものは、AMI(AmazonMachineImage)として、ID管理できます。いわゆるバックアップのような使い方ができます。

固定(静的)IPの設定し、EC2紐づけ

前述のEC2は、簡単に停止、再起動ができますが、その度にIPアドレスが変わってしまいます。
そのため、固定IPを作成し、EC2に紐づける運用をします。

固定IPは、EC2に紐づいていないと、課金されます

作成後は、必ずEC2に紐づけて、単独で放置しないように気を付けましょう。
料金は1日放置しても数十円ですが、月単位だとちょっと痛いです。

ロードバランサー起動(ユーザーアクセスを司る)

ロードバランサーを設定します。SSL設定に必須です。

ロードバランサータイプは、ALBを選びます。

マッピングは、すべてにチェックします。利用可能なゾーン

ロードバランサーのターゲットグループを設定して、起動します(後述)

ロードバランサーのターゲットグループ設定し、EC2紐づけ

ロードバランサーのターゲットグループを設定します。ロードバランサーとEC2インスタンスを紐づけます。

Route53にロードバランサー設定(ドメインに紐づけ)

ドメインにAWSインスタンスを紐づけるのは、Route53というサービスのホストゾーンを利用します。

ドメイン名をクリックします。

レコード名が目的のドメイン名、タイプAであることを確認後、レコードを編集します。

値に、固定IPを設定するとドメイン設定完了できますが、今回はSSL通信を使うため、エイリアスを使います。

レコードタイプに「IPv4」を選び、エイリアスをONにします。

ALBを選び、リビジョン(今回の場合は東京)を選び、そして、先ほど設定したロードバランサーを選択します。

AWSで1年間無料でWordPress まとめ

以上により、ドメイン→ロードバランサー→EC2サーバーインスタンスが紐づき、ユーザーからアクセスができるようになります。

1年間は、ほぼ無料で使えますし、結構お勉強になります。

1年後は料金が40ドルほどになりますので、ご注意ください(涙

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